ポーラが新たな温泉の美肌効果を発見

企業戦略

ポーラ・オルビスホールディングスは21日、温泉宿の泉質について肌の角層や皮脂への作用を科学的に分析し、これまでに見つかっている6つの美肌泉質に加え、7つ目の美肌作用を発見したと発表した。

同社では、温泉の美肌効果を科学的に実証する「美肌温泉証」サービスを昨年10月から温泉施設・宿で試験的に展開し、今年4月に本格的にサービス展開をスタートさせた。これまでの肌科学研究で培った知見・分析技術を応用し、温泉の美肌効果を体系的に評価する方法を開発。温泉利用者が一目で理解できる認証ロゴマークや、研究報告書、認定証をセットで「美肌温泉証」として提供している。

同社では分析結果から、角層細胞への作用と皮脂を取り除く作用の組み合わせで温泉の美肌効果をタイプ別に分類しており、今回、「角層細胞に働きかけ肌の保護機能を高める作用」と、「不要な皮脂を取り除くクレンジング作用」の両方を併せ持つ泉質を新たに発見した。

これに伴い、新たなウェブサイト「美肌温泉ガイド」を公開し、利用者が自分にぴったりな温泉を肌の調子や好みに合わせて探したり、異なる作用の温泉を組み合わせ「きき湯」を計画したり、地域別に探したりするなど、ユーザーの多様なニーズに応えていく。

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