機能性おやつプロジェクト

地域発!機能性食品
「健康おやつ」という新しい概念

九州では九州地域バイオクラスター推進協議会(会長:小野友道 熊本大学顧問・名誉教授、事務局:(公財)くまもと産業支援財団)が、九州産の原料にこだわり、食品の機能性成分や栄養成分に加え、「美味しい」「楽しい」などの感覚機能も取り入れた「健康志向型おやつ」の商品開発から販路展開まで一貫して取り組むプロジェクト「九州健康おやつプロジェクト」を推進している。本プロジェクトでは、協議会の独自基準である「九州健康おやつ基準」を設け、基準を満たす優れた商品を「九州健康おやつ」に認定し、認定商品には「おやつマーク」を付与している。基準としては、関与素材が九州産であること、強調表示の基準を一つ以上持っていること、カロリー「200kcal/パック」以下またはナトリウム「0.5g/パック」以下であること、が条件となる。現在のところ17社32製品が認定されている。乱れがちな現代の食生活の中で、普通の人が食事だけで栄養バランスを取るのはなかなか難しいが、食事の合間にビタミンやミネラルをはじめ、健康の維持・増進に役立つ機能性成分が入った「おやつ」を摂取することで栄養を補えるだけでなく、食生活も豊かになると考えられる。
九州地域では、広域連携の一環として海外への販路拡大にも取り組んでおり、その一つが「ヘルシーファーミングプロジェクト」である。本プロジェクトは、欧州最大の乳酸品、動物飼料の生産地域にある食品クラスター「Valorial」との交流から、亜麻種子由来のオメガ3系脂肪酸の研究を核に、「BLEU-BLANC-COEUR協会」と連携して、オメガ3が豊富な草や乾し草、亜麻・ルピナス・ソラマメ・西洋油菜等の種子を使用して飼育した家畜から得られるオメガ3バランスが向上した畜産品に承認マークを発行しており、科学的根拠に基づく高付加価値食品開発を推進している。
また、発酵食品に関する産学連携の促進や、海外への販路拡大に取り組んだ活動が実り、令和2年10月1日、フランス農業食品イノベーションクラスター「VITAGORA」が、熊本県庁内に「VITAGORA Japan」のオフィスを開設し、熊本県とも協力して、熊本や九州の様々な食品や食品産業に関わる技術、企業をフランスに紹介し、輸出入や技術開発を通じ、新たなイノベーションを創出する取組みを進めている。

■九州健康おやつプロジェクト
http://kyushu-bio.jp/project/snack.html

■ヘルシーファーミングプロジェクト
http://kyushu-bio.jp/project/healthy.html

■九州地域バイオクラスター推進協議会
http://kyushu-bio.jp/

■九州ヘルシーDoシーフードマルシェ
http://kyushu-bio.jp/marche/

九州地域バイオクラスター推進協議会 池 裕子
一般社団法人北海道バイオ工業会 事務局長 三浦 健人

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

カテゴリー









TOP