女性の健康相談や歯科健診の分野に薬局を加えた体制構築の推進へ

業界動向

厚生労働省は28日、2025年度予算の概算要求が発表され、女性の健康相談や歯科健診の分野に薬局を加えた「体制構築」「環境整備」事業が盛り込まれた。

今回の概算要求では、『医療・介護におけるDXの推進』『医薬品等のイノベーションの推進』『地域医療・介護の基盤強化の推進等』、『健康づくり・予防・重症化予防、認知症施策の推進』などを重点項目に掲げてる。

「女性の健康」ナショナルセンター機能の構築を含む『健康づくり・予防・重症化予防の推進』には64億円で、健康寿命延伸に向けた生涯を通じた歯科健診等の歯科口腔保健の推進を含む『歯科保健医療の推進』には34億円を計上する。

また薬剤師・薬局関係予算の総額は7億8700万円で、24年度予算と比べると3億9300万円増で、今回「薬局機能高度化」に6,500万円を計上している。地域医療構想等の推進の観点から薬局薬剤師の専門性の高度化が以前より指摘されており、薬局を活用した体制の構築が今後さらに推進されていく。

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