(一社)日本エステティック業協会(AEA)では15日、オンラインによる定時社員総会を実施し、2021年の事業計画として「健康経営優良法人」認定を目指した活動や「消費者志向経営」の取り組みを強化すると発表した。
「健康経営優良法人」は従業員が健康的に働ける環境作りを進める企業を表彰する制度で、企業の生産性向上や組織の業績、価値向上につながるものとして、経済産業省ヘルスケア産業課が推進している。同協会では、協会の推進する「優良サロン制度」にもつながるものだとし、法人として同制度に申請し、既に認定に向けた活動を開始しているという。さらにわかりやすいイラスト解説つきの冊子を作成し、会員企業にも同制度の認定に向けた取り組みも推奨する。
また、消費者庁の推進する「消費者志向経営」についても、「優良サロン制度」や健康経営につながる考えだとし、法人として消費者志向自主宣言を行い、社会全体に良い影響を与える優良事例として表彰を目指す。今後、フォローアップ活動をホームページで紹介し、消費者に向け安心・安全のブランド価値を訴求するとともに、会員企業を含めて消費者からの信頼を高める取り組みとして、注力していく。
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