睡眠時無呼吸症候群（SAS）や慢性呼吸器疾患（COPD等）の医療機器メーカー・レスメド（株）は、3月15日の世界睡眠デーに合わせて、「世界睡眠調査2024」を発表した。
17カ国36,000人を対象に実施した調査によると、睡眠の質に「満足していない」と回答した日本人の割合は40%で世界ワースト１位となった。さらに平均睡眠時間や、入眠した後に目が覚める中途覚醒の割合などにおいても日本が17カ国中もっとも悪い結果となった。
調査によると日本の回答者の平均睡眠時間は6時間27分で、もっとも平均睡眠時間が長かったのは香港の7時間4分だった。中途覚醒の割合は日本が42％で、世界平均の30％を大きく上回った。
「睡眠時無呼吸症候群」の認知度は、日本人の睡眠状況について各メディアが報じたこともあり、日本が78%で、世界でもっとも高かった。その一方で、睡眠時無呼吸症候群と正式に診断されたことのある人は全体の８％にとどまり、受診率の低さが際立つ結果となった。
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