長崎県産ビワ葉を100%使用の焙煎びわ葉茶(連載:​注目の「ジャパンメイド・ビューティ」)

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昨年9月に授賞式が行われた第9回ジャパンメイド・ビューティ アワード。前回、最優秀賞1製品、優秀賞2製品、審査員賞4製品がそれぞれ受賞した。審査員から「年々審査が難しくなってきている」との声があるほど、エントリー商品ひとつ一つが洗練されてきている。当連載では昨年の受賞製品を取り上げ、紹介する。


(福)出島福祉村( 長崎県長崎市)は、長崎県産ビワ葉を100%使用したノンカフェイン、ポリフェノール含有の飲料「焙煎びわ葉茶」で審査員賞を受賞した。

出島福祉村が運営する就労支援施設で働く人たちが雑味の元となるビワの葉の繊毛を1枚1枚丁寧に除去し、原材料となるびわ茶に加工。容器には凸版印刷の最新技術で開発された日本初の無菌充填の紙製飲料缶「カートカン」を使用しており、農商工と福祉が連携して開発した製品だ。農業と福祉の連携による飲料開発は、国内でもあまり例がないという。

アワード審査員からは、喉へのひっかかりがなく、体に染み入るような爽やかな飲み口と雑味のないすっきりとした味わいが好評で、ノンカフェインで世代や性別関係なく飲める点も高く評価された。

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