(一社)睡眠ヘルスケア協議会は8日、経済産業省の「ヘルスケアサービスガイドラインのあり方」に準拠し、睡眠サービス・製品のエビデンスを評価する認証制度「スリープサポート認証制度」をスタートさせた。
同認証制度では、ヘルスケア分野の睡眠商品や睡眠サービス又は睡眠の精度を高く測定する方法について、根拠となるデータをもとに、協議会が設置する外部有識者委員会および理事会で信頼性を総合的に審議し、認証する。
「目的に対して、適切な試験計画が組まれているか」、「客観性を担保できる試験デザインとなっているか」、「結果が正しく評価されているか」、「睡眠に対しての機能性を謳うことが可能な結果(エビデンス)がでているか」「恣意的に操作されていないか」などを審査し、商品やサービスの信頼性を「ゴールド」、「シルバー」、「ブロンズ」の3つのレベルに分類し、認証マークを付与する。
今後同制度を通じて、ヘルスケア分野の消費者が科学的根拠に基づく信頼性の高い睡眠商品、睡眠サービスを選択できるように支援し、事業者が消費者に対して適切に法遵守し、商品、サービスの機能や安全性をわかりやすく説明した上で、提供できるよう促進していく。
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