フェムテック議連 不妊・妊活に関する提言を加藤厚労相に提出

業界動向

フェムテック振興議員連盟(会長:野田聖子議員、事務局長:宮路拓馬議員)は20日、不妊治療・妊活支援に関してまとめた提言を加藤勝信厚生労働大臣に提出した。第二次提言では、不妊治療や妊活支援について、事業主には女性活躍推進法などに基づく事業計画の策定を推進するとともに、当事者自身に妊孕力をはじめとする妊娠に関する知識向上の働きかけ、また不妊治療の負担の軽減やオンライン診療などを活用した専門医が有効活用できる仕組みの普及などについて、申し入れた。

野田会長は「加藤大臣には前回の第一次提言の際にも官房長官として申し入れを行ったが、骨太の方針に速やかに反映していただくなど、自分事として取り組んでいただている」とし、今回の申し入れをもとに、さらなる政策への反映に期待を寄せた。今後西村康稔経済産業大臣への申し入れも予定している。

また昨年3月に提出した第一次提言「フェムテック関連製品の普及に向けた政策の推進に関する提言」をもとに、一般医療機器として新たに認可された「子宮口キャップ」を持参し、当日議連の成果として、あわせて報告を行った。

三つ目の柱となる”更年期”の議論は年明けにスタートする。「来年中には第三次提言を出せるよう進めていきたい」と宮路事務局長は語っている。

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