参天製薬が健康経営向けアイケアプログラムで目の不調改善効果を実証

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(上記写真)プログラム参加前の1か月間で感じた目の症状(上位5つ)

参天製薬(株)は8日、健康経営に取り組む企業向けに提供するアイケアプログラム「アイケアチャレンジ!マンスリープログラム」をコニカミノルタ健康保険組合において実施し、目の不調に関する改善効果が期待できるという調査結果を発表した。

テレワークやオンライン化の急速な普及にともない、目に不調を抱える従業員が増加しており、これまで健康経営において関心の低かった目の健康にいま注目が集まっているという。「アイケアチャレンジ!マンスリープログラム」は、目の健康増進を目的に、同社とコードブック(株)とが共同で開発した眼精疲労解消を中心とするプログラムで、今回コニカミノルタ健康保険組合において2022年6月~7月までの1か月間実施した。プログラムは、①「疲れ目・乾き目対策」や「知っておきたい目の病気」に関する眼科専門医からのレクチャー、②アスレチックトレーナーと理学療法士が監修した眼精疲労や首・肩こりを軽減するエクササイズ、③眼科専門医が監修したセルフチェック「サンテン・オプティなび®」、④セルフケアを習慣化させるフォローアップとしてアイケアのコラムやエクササイズ動画等の配信などで構成される。

今回のプログラム参加者に参加前と参加後にアンケートを実施したところ、目の調子が悪いと回答した人の割合は参加前の41%から18%に減少し、目の不調を感じる日数もプログラム参加前後で、月平均で10.6日から7.6日に減少したという。また目の不調に伴う損失額は参加前に比べ、1人当たり 一月で9,746円※の改善が確認できたという。さらに目の疲れの軽減により、首や肩の凝りや頭痛が軽減した割合も上がったと同社は報告している。

※損失額=3,200円※2 ×8時間×有症状日数×パフォーマンスの低下(目の不調の日数や目の不調に伴う仕事の量・質の変化(パフォーマンスの低下)について尋ね、その回答から生産性の損失額を同社独自に算出)

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