ビューティアンドウェルネス研究所「健やかな体と心をつくるマインドフルネス」セミナー開催

業界動向

学校法人ミスパリ学園が同学校法人内に設立した美容や癒しに関する学術研究を行う「ビューティアンドウェルネス研究所」では8日、僧侶であり、医者でもあるRESM新横浜 睡眠呼吸メディカルケアクリニック副院長の川野泰周氏がいま医療の現場でも注目を集めている「健やかな体と心をつくるマインドフルネス」の講演が行われた。

新型コロナウイルスの感染拡大により、現在多くの人が罹患リスクや社会や経済の先行きへの不安、外出自粛やテレワークの長期化よるにストレスなどで心理的な負担を強いられている。そうした中、ストレスや不安の解消への効果が期待できるものとしてマインドフルネスへの関心が高まっている。

「マインドフルネスは特定の瞑想などの作法を指すのではなく、いまこの瞬間に意識を向けるライフスタイルのこと」と川原氏。瞑想とはそうした心の状態に近づけるための手段であり、いまあることに注意を向け、ありのままを受け入れることで、自らを慈しむ心(セルフコンパッション)を育むことを目的としている。その結果、集中力やストレス耐性の向上、自律神経の調整、さらに自己肯定感が高まるなど、心身に様々な影響を及ぼすことが分かってきている。

広島大学では、こうした心の傾向を持つ人たちは、収入の多寡にかかわらず幸福感が高いという研究結果を発表している。また海外では、抗うつ剤投与による治療を行うグループと瞑想などによるマインドフルネス治療を行うグループを2年に亘って調査したところ、投薬とほぼ同様の効果が得られたという結果も報告されているという。

講演では、短時間での瞑想法を紹介するとともに、①心で起こる反応に対し、一切の評価や判断を行わないこと、②「考える」のではなく「感じる」こと、③「する」のではなく「あるがまま」でいること等、重要なポイントを解説し、日々の実践を呼び掛けた。

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