無印良品を展開する（株）良品計画（東京都豊島区）は12日、健康領域への参入を発表した。取り組み第一弾として、予防・維持から薬までを一気通貫で提供する「まちの保健室」を無印良品 直江津（新潟県）店内に7月20日にプレオープン、8月1日にグランドオープンする。
「まちの保健室」は、生活者が日頃の生活習慣や環境を整えるきっかけ作りや自分の健康と気軽に向き合える場としてスタートさせる。自分の身体の状態を知ることにはじまり、外的要因から守る“予防”、心身や環境を整える“維持”、万一の際の薬の提供や健康に関する情報の発信までをワンストップで提供していく。
衛生用品や睡眠の質を高めるグッズ、運動に適したウェア、低糖質食品などの健康に関連する商品の販売に加え、処方せん薬から漢方を始めとする医薬品を取り扱う調剤薬局としての機能、医療現場などで使用されるプロ仕様の機器で身長や血圧、体組成など、身体データを店頭で測定できるサービスも行う。
さらにクオールホールディングス協力のもと「健康体操講座」や「からだ健康度測定会」、「薬剤師の漢方講座」、「子育て大学」、「管理栄養士セミナー」などの各種イベントを開催するとともに、行政・地域医療・地域事業者と連携して、地域に根差した健康をテーマとするサービスや情報提供も実施していく。
コメント