全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会では7月8日、令和3年度シルバースター部会総代会を開催した。今回任期満了にともなう役員の改選が行われ、新たな部会長に渡邊幾雄氏(栃木県・やまの宿 ㈲下藤屋旅館 代表取締役社長)が選ばれた。(※上記写真)
令和2年度の事業報告では、シルバースター登録施設のPR事業として、抽選で5,000円の旅行券が当選するキャンペーンやチラシ配布、公式HP「宿ネット」での告知。「スパ&ウエルネスジャパン」へのブース出展及び中村実彦シルバースター前部会長がセミナーでの情報発信を行った。従業員の衛生管理では、増加する外国人従業員向けに英語・中国語・ベトナム語・日本語で書かれたパンフレット「取り組もう 基本の衛生」を作成し、登録施設に配布。ネット予約では、楽天トラベル内の「人に優しい宿」ページ内で部会の取り組みや登録施設の専用検索機能を設け、認知向上に取り組んだことなどが報告された。
また令和3年事業では、引き続き販促ツールの作成やWEBを活用したPR、シルバースター制度の周知による登録拡大、「人に優しい地域の宿づくり賞」エントリーの推進事業などを実施。また新たに各施設の業務効率化を図るべく、DX化の取り組みを強化するためのマニュアルづくりに取り組んでいくことが決まった。
総代会後は中小企業診断士で㈲はたらく堂 代表取締役の羽室文博氏による「宿泊施設とデジタルマーケティング‐宿泊業の生産性向上のために」をテーマにした講演会が行われた。
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