丸紅・カラダメディカ協同開発の「ルナルナオフィス」大手の導入も続々

製品・技術

丸紅(株)と(株)カラダメディカが共同開発し、(株)エムティーアイとともに提供するフェムテックサービス『ルナルナ オフィス』は、今年3月より法人向けのパッケージサービスとして本格的にスタートしている。

JALやコニカミノルタ、トヨタ車体など、大手企業への導入が進み、今月23日からは新たにポーラ・オルビスグループ健康保険組合の保健事業としてポーラ・オルビスグループ内で「月経プログラム」の利用を開始した。医療機関と連携したオンライン診療サービスを従業員に提供し、生理痛や月経前症候群(PMS)など、働く女性が直面する健康課題の改善を支援している。

同サービスは入社からリタイアまで、全ての年齢層をカバーする女性の健康課題改善サービスを福利厚生メニューとして提供するもので、①専門医師による月経・妊娠・更年期に関するセミナー、②仕事の合間時間や自宅等から受けられる医師によるオンライン診療・相談サービス、③低用量ピルや漢方等の服薬指導・処方の3つのサービスで構成。社員のQOLや業務パフォーマンス等の向上を促進する。昨年の令和3年度「フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金事業に参加し、実証事業の検証成果をもとに本サービスがスタートした。

丸紅は2020年よりフェムテック事業に参入。昨年事業部が組織化され、ビジネス化に向けた取り組みを開始した。「法人向けのフェムテックサービスはいくつかあるが、全てのライフステージを網羅しているサービスは少ない。『ルナルナオフィス』はそこが強み。まずはこのサービスの展開に注力していきたい」と担当者は語っている。

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