(株)ポーラ(東京都品川区)内の『ポーラ幸せ研究所』は18日、男性の幸福度とルーティンの関係性調査の結果を発表した。幸福度が高い男性ほど、セルフケアへの意識や行動が高く、自分自身の記録を取ることが多いことがわかったという。
調査は、美容ルーティンを持つ男女を対象に実施。幸福度スコア(満点35点)が高い層(24点以上)と低い層(12点以下)でグループ分けし、幸福度が高い男性150名と幸福度が低い男性150名の合計300名を抽出。男性と幸福度の関係性について定量調査を行われた。日頃から実施しているルーティンの数が多いほど幸福度のスコアが上昇。ルーティン化できたという成功体験の積み重ねが幸福度の一因になっていることが示唆された。また「自分の体や心の状態と向き合う時間を大切にしている」「健康的なライフスタイルを実践している」などの質問をしたところ、幸福度の高い層は低い層に比べ、日頃から自身の心と身体のケアを意識していることがわかった。
さらに幸福度の高い男性は、体重や体脂肪、睡眠時間、歩数や運動量など、日頃から記録をよく取っていることも確認。記録を取り、変化を可視化することで、達成感や自己肯定感の向上につながっているといった特長も見られた。
『ポーラ幸せ研究所』は幸福学を専門とする慶應義塾大学の前野隆司氏と同学 SDM 研究所の前野マドカ氏協力により昨年 4 月に創設。Well-being実現に向けた仕組み作りや社内外への啓発に向けた研究を行っている。
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