10月4日に「レジャー白書 2021」が発行された。2020年の余暇市場規模は55兆2040億円で前年比23.7%の大幅減となった。
参加人口トップは巣ごもり需要を受けて「動画鑑賞」(3900万人)。さらに「読書」「音楽鑑賞」などの、在宅レジャーが上位を占めた。9 年連続で首位だった「国内観光旅行(避暑、避寒、温泉など)」は4位(3,390 万人)に。一方で「ウォーキング」人口は前年より70万人増加し、「体操(器具を使わないもの)」は180万人増加した。平均参加種目数は前年比で2.4種目減少、年代別でも全年代で減少した。
さらに今回コロナ禍の影響を受けて「スポーツ部門」「趣味・創作部門」「娯楽部門」「観光・行楽部門」の4部門全てでマイナスとなった。中でも前年比90%以上減少した「海外旅行」をはじめ、宿泊業やレジャーランドなど「観光・行楽部門」は総じて大幅に減少。「スポーツ部門」では屋内施設やスポーツ観戦で減少が目立つが、スポーツ自転車やゴルフ練習場などの屋外スポーツなどでプラスになった。
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