エステティックサロン フェイシャルで利用回数増加時間は短縮傾向に

業界動向

(株)リクルート(東京都千代田区)の美容に関する調査研究機関「ホットペッパービューティーアカデミー」は71日、美容サロンにおける大規模調査(「美容センサス2022上期」)の結果を発表した。調査によるとエステティックサロン(フェイシャル)1回あたりの利用金額は男女ともに前年から増加。また女性では年間利用回数が増加する一方で、サロンの利用時間が短縮傾向にあることが分かった。

 女性のサロン利用回数は年間約5.13 回で前年比 20.1%増となった。回あたりの利用金額は7,055 円で前年比 211 円増。年連続で増加した。また女性の平均利用時間は「30 分未満」が増加し、短縮傾向にあることが伺えた。

コロナ禍によりノーメイクで過ごす機会が増え、改めてスキンケアへの意識が高まったことから、「プロの提案によるホームケアの二ーズが伸びている」と、ホットペッパービューティーアカデミー研究員 田中 公子氏は予想する。

さらに男性の店販購入率が「フェイシャル」「ボディ/痩身」ともに増加し、「フェイシャル」が 21.3%(前年比 1.8pt 増)、「ボディ/痩身」が 27.4%(前年比 1.7pt 増)。「ボディ/痩身」では女性の19.4%を大きく上回った。

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