実感年齢の若さ 健康・容姿だけでなく性格や考え方が鍵(サントリーウエルネス「実感年齢白書 2022」)

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サントリーウエルネス株式会社(東京都港区)は26日、年齢意識に関する全国アンケート調査を実施し、日本人がもつ年齢意識や、実感年齢と個人の特徴の関係をまとめた「実感年齢白書 2022」を発表した。その結果、実感年齢の若い人ほど「幸福度」が高い傾向にあり、体の健康や見た目だけでなく、パーソナリティや考え方といった心の持ちようが大きな要因になっていることが分かったという。

 調査では実感年齢が若い人と高い人の習慣や心持ちについて分析した。食生活では、実感年齢が若い人は高い人に比べて「野菜を意識して食べている」との割合が多く、さらに「健康生活習慣を苦とせず楽しめる」「仲間と一緒に楽しむ運動」など、楽しみながら健康習慣を取り入れていることが伺えたという。

 パーソナリティの面では特に「人生の目標がある」「挑戦心がある」と回答した割合が実感年齢が高い人と低い人では20ポイント以上の差があった。また「思い切りが良い」、「愛されるより愛したい派」など、実年齢が若い人には自ら積極的に行動しようとする傾向が見られたという。人との交流では「パーティが好き」、「リーダーをよく任される」タイプが多く、美容・ファッション面では、「周りから『若々しい』と褒められる」「鏡をチェックする」など、自分の容姿への関心も高いことがわかった。

 調査を監修した京都橘大学健康科学部の兒玉隆之教授は「実感年齢が若い人において、好奇心、積極的な外出や人との交流といった、やりたいことを楽しむことができる心の在り方がポイントとなっている」と話している。

 

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