気になる顔のアンチエイジング部位は?(フランス 最新スパ&ビューティ 情報局)

連載

フランスの美容雑誌「レ・ヌーベルエステティック」に掲載された18歳から75歳までのフランス人女性800名に聞いた、老化の気になる顔の部位の順位は、

  1. 口の周りのしわ
  2. 眉間のしわ
  3. 目尻のしわ
  4. 目のクマ
  5. 笑った時のしわ/ほうれい線
  6. 額の横のライン
  7. 唇のボリューム不足
  8. マリオネットライン

となっています。

この結果は、フランス人女性と日本人女性とでは違うのでしょうか?日本人女性は目元が一番気にすると聞いたことがありますが…?

女性の目のクマの悩みは、昔から始まっていて、現在もフランスの18歳から49歳までの女性の50%以上が目のクマの悩みを持っています。

女性の顔で気になる老化部分の順位で、2011年では7位だった目のクマが、2018年には、4位まで上がりました。パソコンや携帯などのスクリーンを長く見ていることが多くなった生活習慣の変化による影響でしょうか。だとしたら、将来的には、また順位が上昇しているかもしれませんね。

フランス人は、しわなどはすごく気にしますが、シミに関してはそれほどでもありません。元々そばかすを多く持って生まれてきた人も多いし、日焼けしたくて毎日海岸で水着になって寝転んだり、日焼けサロンに通ったりしているぐらいですから、しみが出来て当たり前。しょうがないって感じです。大きくなり過ぎたり、濃くなってしまったシミのみケアします。なにせ日焼けはカッコいいステータスですから、肌に悪いとわかっていても、やめられません。

なぜステータスなのか???白い肌=ずっと働いていて休みも取れない、日焼けした肌=優雅にバカンス行きました!という目で見る傾向があるので、日焼けはその象徴なのです。ニース海岸には、太陽が出るとすぐあちこちからやって来た人達が裸になって、1日中日焼けを楽しんでいます。白い肌の人が真っ赤になり、火傷のようになっている肌を見かけるのも、夏の風物詩になっています。

髪の毛のアンチエイジ対策と言えば、黒髪を持つ日本人に比べれると、白髪になってもそのままの人の割合は高いと思います。元々髪の色が明るいので、それほどショックがないのかもしれませんね。それでも、隠し隠しやっていくために、ハイライトを入れて混ぜ感を楽しんでみたり、一気に金髪に染めて、白髪を目立たせないようにする人も結構います。元々金髪だとおもっていた同僚から、実はね…と告白を聞いてビックリなんてこともありました。

フランソワ雅子  Masako FRANCOIS (フランス・ニース在住)
エレガンス スパ&ビューティーアカデミー 日本人担当
来仏1年目で、全くの素人から美容の正しい知識を得るため、フランス美容国家資格CAP取得に挑戦し、合格。私でも合格出来たんだから、皆も出来る! っと日々、フランス留学・研修希望者を応援する日々
インスタ : @elegancefrancois  HP : https://www.elegance.fr/ja/

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