電通が”ウェルビーイング”認知度や理解度に関する 「1万人調査」実施

企業戦略
(上記図「ウェルビーイング」という言葉に関する理解度について)

(株)電通の「電通ヘルスケアチーム」は15日、「第16回ウェルネス1万人調査」を実施し、「ウェルビーイング」という言葉の認知度や理解度について調査を行った。「ウェルビーイング」の言葉について、「内容まで理解している」人は4.6%、「見聞きしたことがある程度(内容はわからない)」が16.2%で、全体の約2割にとどまった。一方で全体の59.2%が「精神的な満足感・幸福感を保つための生活を大事にしたい」と回答しており、概念としての「ウェルビーイング」への共感度は高まっていると同社はみている。また男性よりも女性の方が、生活における精神的な満足感・幸福感の維持に対する意向が高い結果となった。
その他、現在の自分の「幸せ度」を100点満点で自己採点してもらったところ、平均点は57.4点で、男女ともに60代が最も高くなった。「幸せ度」に必要な項目としては、「からだの状態が良好・不調がない」が最も高く(46.9%)、「安定的な収入」(43.8%)など、上位に健康と経済面の要因が続き、仕事上に関連する項目「仕事にやりがい・充実感を感じる」(18.6%)、「仕事で大きな成果を出す」(6.8%)などは相対的に低い結果となった。

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