睡眠調査 日本人の58%が睡眠に「不満」 医療機関への相談は10 %

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デジタルヘルスと睡眠、呼吸器ケア事業を140カ国で展開するResMedは、3月17日のWORLD SLEEP DAY2023にあわせ、グローバル睡眠調査の結果を発表した。平均睡眠時間は7.3時間で、世界12ヶ国のうち、日本が6.5時間と最も短くなった。

調査によると日本人の58%が睡眠に関して「不満」を抱え、睡眠不足により朝から疲労を感じていると答えた人が19%、さらに昼間の眠気や集中力の欠如、起床時の口やのどの痛みや渇き、イライラを感じているなどの回答が多く見られた他、起床時に頭痛がある、息苦しさから目が覚めるなどの症状も少数ながら挙げられたという。

その一方で、治療費に対する不安や疑問が大きいことから、睡眠時無呼吸症候群やその他の睡眠疾患について、医療機関に相談すると回答した人はわずか10%にとどまり、「インターネット上の情報を参考にする」、「家族・友人に相談する」などの回答が多数を占めた。

同社日本法人の代表取締役の黒川貴史氏は、「睡眠に影響する症状がすべて簡単に見つけられるわけではないと理解してもらうことが重要。睡眠不足の症状がある方は、医療機関に相談し、より快適で健康な生活を送るために、最適な治療や解決策について指導を受けることを勧める」と語っている。

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