​都立明治公園に都市型スパ「TOTOPA」 3月オープン

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東京建物(株)と東京建物リゾート(株)は3月下旬、「都立明治公園」内に新たに都市型スパブランド「TOTOPA」をオープンする。男女別でフロアが分かれ、サウナは「ととのえ親方」松尾大氏、サウナ師匠「秋山大輔」氏が主宰する TTNEと共同で開発。複数のサウナや水風呂が楽しめる温浴施設に加え、フィットネススペースも設置し、温浴と運動による新たなリラクゼーション体験を提案する。

「都立明治公園」は、都立公園として初めて都市公園法に基づく公募設置管理制度(Park-PFI※)を活用し、東京建物(株)を代表とし、三井物産(株)、日本工営都市空間(株)、西武造園(株)、(株)読売広告社、(株)日テレ アックスオンを構成員とするTokyo Legacy Parks(株)が管理・運営する。園内には、約1,000㎡の芝生広場「希望の広場」、渋谷川をモチーフにした水景を取り入れた「みち広場」など3つの広場と、約7,500㎡を有す樹林地「誇りの杜」に加え、5棟の店舗棟を設置。「TOTOPA」はそのうちの1棟の2・3階で開業する。

2階は女性用フロア(461.25 ㎡)には、サウナや水風呂、浴場に加え、乾燥による肌や髪へのダメージを抑制とデトックス効果が期待できる薬草スチームによる蒸し湯体験を提供する。3階の男性用フロア(434.48 ㎡)は、3 種のサウナと、水深約 160cm の水風呂を含む 2 種類の水風呂、外気浴を中心とした 3 つの休憩スペースを完備する。また、両フロア共通で、ランニングステーションやフィットネススペースも設置される。

東京建物グループでは、1999年以来、スーパー銭湯「おふろの王様」ブランドを首都圏エリアで10店舗(2024年1月現在)展開している。「TOTOPA」は、昨今のサウナブームに伴う多様なニーズに応え、都心部でのコンパクトなスパの開発を進めるべく、既存ブランドと異なるコンセプトでブランドを構築した。 今回の1号店を皮切りに、新たなリラクゼーション施設として多店舗展開を予定している。

※ Park-PFI…都市公園において飲食店、売店等の公園利用者の利便性の向上に資する公園施設(公募対象公園施設)の設置と、設置した施設から得られる収益を活用して、その周辺の園路、広場等の公園施設(特定公園施設)の整備等を一体的に行う民間事業者を公募により選定する制度。

 

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