精油の⽇常的な使⽤で認知症予防に期待(日本アロマ環境協会)

業界動向

(画像)出典:アロマテラピー学雑誌Vol. 25、 No.1 2024 研究ノート「⽇常の精油使⽤頻度と認知機能の関係」

(公社)⽇本アロマ環境協会(東京都渋⾕区)は、筑波⼤学体育系教授の⽔上勝義氏との共同研究を実施し、60代で精油の使⽤頻度が⾼い人ほど脳年齢が若く、意欲があり、活動的であることを確認したと発表した。

同研究は、⽇常⽣活における精油の使⽤頻度と認知機能との関連性を調査することを⽬的として実施。10代から 80代の男⼥を1161名を対象にアンケートと認知機能検査を行った。検査ではエーザイ(株)の脳の認知機能をセルフチェックできるツール「のうKNOW®」を評価指標に使用し、脳の反応速度、注意⼒、視覚学習⼒、記憶⼒に関する設問に回答してもらい、データをもとに脳年齢を解析した。その結果、特に60代で精油を使用している人とそうでない人に有意な差異が見られたという。

今回の研究から、⽇常で精油を⾼頻度に使⽤することは、脳年齢の若さの維持につながる可能性が⽰唆され、同協会では引き続き「認知症予防におけるアロマの有⽤性」についての研究を続けていくとしている。

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