国民生活に関する世論調査 健康に関する悩みや不安が約6割

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内閣府が7日に発表した国民の生活に関する世論調査によると、日常生活の悩みや不安を感じている人の割合は、「感じている」、「どちらかといえば感じている」を合わせて77.6%に上った。コロナ前の2019年に実施した調査から約14ポイント上昇した。

同調査は全国18歳以上の男女3,000人を対象に現在の生活や今後の生活についての意識を調べたもので、昨年9月~10月にかけて実施した。

悩みや不安の内容(複数回答)では「自分の健康について」が最も高く、60.8%。次いで「老後の生活設計について」(58.5%)、「今後の収入や資産の見通しについて」(55.0%)、「家族の健康について」(51.6%)と続く。前回調査では、「老後の生活設計について」(56.7%)が最も高く、次いで「自分の健康について」(54.2%)だった。

年齢別では、「自分の健康について」、「家族の健康について」と回答した割合は60歳代、70歳以上が最も高く、「家族の健康について」の割合は女性で高くなっている。

また自由時間の過ごし方では、前回「趣味・娯楽(趣味活動、鑑賞、コンサート、スポーツ観戦など)」が50.8%と最も高かったのに対して、今回「睡眠、休養」が最も高く52.9%(前回比15ポイント増)に上った。

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