世界の幸福度ランキング1位はフィンランド

業界動向

世界各国の幸福度をランキングで示した国連の「世界幸福度報告書」2021年版が19日に発表された。1位はフィンランドで4年連続。トップ10はニュージーランドを除き、欧州諸国が占め、日本は56位だった

同ランキングは149の国と地域を対象に個人の幸福度を評価したもので、社会的支援や個人の自由、国内総生産(GDP)などの指標も反映している。

報告書によると、今回、新型コロナウイルスの影響で約3分の1以上の国や地域で「悲観的な感情が非常に強く」みられた。一方で、感染症が全員に共通する脅威であり、そこで連帯感や仲間意識が高まったことで、平均としての幸福度は低下しなかったという。また、人口約550万人のフィンランドにおいて、感染者が7万人強、死者が805人と、欧州諸国の中でもパンデミックに的確に対処できたことが、高い順位をキープできた要因の一つではないかと指摘されている。

2021年版の幸福度ランキングトップ10は下記の通り。

1位:フィンランド

2位:デンマーク

3位:スイス

4位:アイスランド

5位:オランダ

6位:ノルウェー

7位:スウェーデン

8位:ルクセンブルク

9位:ニュージーランド

10位:オーストリア

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