BIGLOBEが温泉地と企業を結ぶマッチングサイト「ONSENWORK」オープン

企業戦略

ビッグローブ(株)(東京都品川区)は、温泉宿と企業をワーケーションでつなぐサイト「ONSEN WORK」がグランドオープンした。同社ではサイトを通じて、企業のハイブリッドな働き方(オフィス・在宅・サテライトオフィス)や健康経営を促進するとともに、社員のストレス緩和や生産性の向上、温泉地の新たな需要の創出など、ワーケーションによる新たな可能性を模索していく。

サイトでは、ワーケーションの実証実験「TRY ONSEN WORKATION プログラム」参加企業の募集や、企業がワーケーション先を選ぶ参考となるリモートワーク環境や周辺状況の比較情報の発信、受け入れ側の宿に対して「快適なリモートワーク環境づくり」のサポートなどのコンテンツが盛り込まれている。

「TRY ONSEN WORKATION プログラム」は、リモートワークを導入済みの企業を対象に、人事担当者1名以上を含む1社あたり最大4名までが参加可能。滞在期間は全て平日の2泊3日(2食付き)。参加者はワーケーションの実施前、実施後のWebアンケートやヘルスチェック(心身の健康状況や症状(VAS)、メンタルヘルス(POMS)、自律神経のバランス、血管の健康度など)の実施、滞在期間の半分以上はノートパソコン持参でリモートワークを実施するなどの協力が求められる。宿泊費やヘルスチェック費用はBIGLOBEが負担する。募集企業は20社100名程度を予定。旅館は首都圏を中心に東北や関西、九州などの20施設の旅館が参加する。また地域と連携した取り組みも実施しており、静岡県伊東市においてワーケーションのモデルづくりの実証実験を行っている。また今後、大分県別府市でも同様の取り組みを予定している。

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