都道府県別の利用金額トップは美容サロン「東京」・美容室「愛知」

業界動向

(株)リクルート(東京都千代田区)の美容に関する調査研究機関「ホットペッパービューティーアカデミー」は7月29日、美容サロンの利用における美容意識・実態調査の結果を発表した。美容サロン全般(美容室、ネイルサロン、エステサロン、リラクゼーションサロン、アイビューティーサロン)の3ヵ月間利用金額の第一位は7,656円で東京都、美容室の年間利用金額の第一位は3万4,432円で愛知県だった。

同調査は今年2 月 ~3 月 にかけて全国の 20~39 歳の女性 約1 万 8千人を対象に実施した。美容サロンの利用金額第一位の東京は、ネイルやエステティック、リラクゼーション、アイビューティーの利用率もそれぞれ 1 位で、幅広いサロン利用が特徴で、美容室では、単価の高いハイトーンカラーの流行が見受けられた。一方、美容室の年間利用金額でトップとなった愛知では、韓国や中国の流行を取り入れた巻き髪が人気で、カラーやパーマの利用回数が全国平均より多く、高い美容意識がうかがえたという。

同社調べによると、前年に比べて美容サロンの利用頻度が減る一方で、美容室一回あたりの利用金額は女性 6,930 円(前年比 1.2%増)、男性 4,364 円(前年比 2.9%増)で男女ともに過去5年で最も高くなった。同様にエステティックサロンの一回当たりの利用金額においても「フェイシャル」で6,844 円(前年比 3.9%増)、「ボディ/痩身」7,872 円(前年比 4.3%増)で、過去 5 年で最も高くなった。

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