22年国内化粧品市場は前年比102.6% メイクアイテムも回復へ

業界動向

(株)富士経済の発表した化粧品の国内市場調査では、2022年の市場規模は2兆9,134億円を見込んでおり、前年比102.6%増と予測する。

外出自粛で売上が大幅に減少したメイク化粧品では、オンラインで映えるメイクやアイメイク化粧品が好調だった。さらに“落ちにくい”、“つかない”をキーワードとする化粧品ニーズが拡大し、マスクにつきにくくするプレストパウダーやルースパウダー、口紅の色落ちを防ぐリップコートや、リップティントなどの落ちにくい口紅などの影響で売上は回復基調にあるという。

またメンズコスメの需要も徐々に伸びはじめ、コンシーラーやアイブロウに加え、ネイルやリップなどラインアップも幅広くなりつつある。また百貨店においてもカウンセリングとタッチアップの再開が相次ぎ、春の新作に向けて客足が戻り始めているようだ。

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