不妊治療と仕事の両立に取り組む企業を認定する新制度

業界動向

厚生労働省は、子育てサポート企業を認定する「くるみん認定」等に、不妊治療と仕事との両立に取り組む優良な企業を認定する新たな制度を開設すると発表した。 「くるみん認定」は、次世代育成支援対策推進法に基づき、従業員の仕事と子育て両立のための行動計画を策定・実施するなど、一定の要件を満たした企業を子育てサポート企業として認定する制度だ。より高い水準を満たした企業はさらに優良な子育てサポート企業として「プラチナくるみん認定」を受けることができる。 女性の育児休業取得率や労働時間数、男性の育児休業等取得率などを基準に認定しており、今年9月現在で「くるみん認定」3,690社、「プラチナくるみん認定」458社に上る。(認定企業のうち公表を了解した企業のみ) 今回現行の子育てサポートだけでなく不妊治療と仕事との両立に取り組んだ企業を、「くるみん」認定のマークと合わせて取得できる、新たな認定マークのデザインと愛称を募集している。 認定マークは、認定企業の商品や広告、ホームページに使用が可能で、優良企業として企業イメージの向上が期待できる。

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