世界のウェルネス市場2025年には7兆ドル規模に伸長

業界動向

Global Wellness Institute (GWI)が1日に発表した「The Global Wellness Economy: Looking Beyond Covid」の最新レポートによると、記録的な成長を続けていた世界のウエルネス市場だが、コロナ禍の経済的な打撃により、2020年は4.4兆ドル(前年比−11%)とマイナスに転じた。その一方で、消費者の意識に感染予防や健康を重視する「価値感のリセット」が起きたことで、2021年には再びパンデミック前の5兆ドル規模にまで回復すると見ており、2025年までに7兆ドル規模まで伸長すると予測する。

11に分かれた各領域ごとの2020年市場規模は以下の通り。「Personal Care & Beauty(パーソナルケア、ビューティ)」(9550億ドル)、「Healthy Eating, Nutrition & Weight Loss(健康的な食事、栄養とダイエット)」(9460億ドル)、「Physical Activity(フィットネス&ボディ)」(7380億ドル)、「Wellness Tourism(ウエルネスツーリズム)」(4360億ドル)、「Traditional & Complementary Medicine(相補代替医療)」(4130億ドル)、「Public Health, Prevention & Personalized Medicine(予防医療、オーダーメイド医療、公衆衛生)」(3750億ドル)、「Wellness Real Estate(ウエルネス不動産)」(2750億ドル)、「Mental Wellness(メンタルウエルネス)」(1310億ドル)、「Spas(スパ)」(680億ドル)、「Thermal/Mineral Springs(温浴、温熱、温泉)」(390億ドル)、「Workplace Wellness(職場環境の健康)」(490億ドル)。

詳細は、DIET&BEAUTY新春号(1月25日発行)を参照。

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