温泉の魅力を発信する“別府温泉アカデミア開催へ

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世界に向けて温泉文化を発信するシンポジウム「別府ONSENアカデミア2022」が26日、同市内の「別府ビーコンプラザ」国際会議室で開催される。温泉の魅力を検証するとともに、その可能性を模索するイベントだ。

別府市の長野恭紘市長は10月発行の広報誌にて、「新湯治・ウエルネスツーリズム推進事業」を提唱し、昔の湯治を現代によみがえらせる取り組みを実施する旨を発表した。温泉効果の科学的分析や、ウエルネスプログラムを提供する拠点の設置、美容とあわせたパッケージを提案するなど、観光客の誘致を促すというものだ。同シンポジウムも事業の推進における情報発信の一環として、実施する。

当日のプログラムでは別府大学の学生が行う共同温泉の清掃事業など、温泉文化を持続可能にするための取り組みの紹介や、温泉地でのワーケーション業務の効率化に関する発表、映画監督・俳優の斎藤工さんによる旅と温泉をテーマにしたトークセッションが行われる。さらに今年6月~7月に行った別府市と九州大学都市研究センター、別府市旅館ホテル組合連合会の三者による温泉療養効果に関する「免疫力日本一宣言」実証実験の発表および温泉がもたらす効果やその可能性についてのディスカッションを実施する。

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