5人に1人が「睡眠時差ボケ」  メンタル不調や肥満・糖尿病にリスク(「睡眠習慣やリズム」に関する実態調査)

企業戦略

日用品の製造・販売を行うエステー(株)は、20~49歳までの男女417人を対象に実施した「睡眠習慣やリズム」に関する実態調査について発表した。平日と休日の「睡眠時差」は、20代女性が最も多く、平均1.7時間のズレが見られた。また要注意ラインと言われる1時間を超える人は全体の約半数に上った。

平日と休日で就寝・起床リズムがズレることで、日中の眠気や疲労感など時差ボケに似た症状が起こる「睡眠時差ボケ」は、メンタルヘルスの不調や肥満・糖尿病などの生活習慣病のリスクにもつながるといわれている。今回の調査結果からも、休み明けの仕事で「日中に眠くなる」「疲労・倦怠感を感じる」などの不調や症状を感じる人が約7割に上ることがわかった。一方で質の良い睡眠のために対策をしていると回答した割合はそのうち3割以下で、約4割は「対策方法が分からない」と答えている。

さらに在宅と出社のハイブリッドで勤務する人が増えたことで、同じ平日でも「睡眠時差」が起こっていることも明らかになった。

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