ファンケル「サプリと薬の飲み合わせ」のセルフチェックサービス開始

企業戦略

(株)ファンケル(横浜市中区)では健康食品と薬の飲み合わせを確認することができる「SDI(Supplement&Drug Interactionsの略称)システム」を活用したインターネットによる検索サービスを6月10日から開始する。

「SDIシステム」は、健康食品約120種類と、日本で処方・販売される薬、約3万種類の飲み合わせを検索するシステムだ。「青汁」と「抗凝固薬」を同時に摂取すると血液が固まる可能性が高くなるなど、サプリメントと薬の同時摂取が薬の効果に及ぼす影響を事前に確認することができる。

2004年から電話案内を開始し、現在、年間の利用件数は約25,000件。サプリメントに関する問い合わせの約20%を占めるという。利用者は、薬の服用率が高い50代から70代が中心で、医師監修のもと、専門部署が、最新の学術文献などを基に、随時情報を更新している。

今回、消費者がさらに安心・安全に健康食品を利用できるよう、利便性を高め、通信販売で会員登録をした場合、スマートフォン等でいつでもネット上で検索できるようになった。さらにどの成分が干渉しているかなど、セルフチェックの結果の詳細を知りたい場合は、専門窓口「サプリメント相談室」で対応し、併せて代替製品の案内などを行うなど、今後もさらなるサービスの強化に取り組んでいく。

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