“カツオエラスチン”「血管」の機能性と成分表示で訴求力アップ

製品・技術

林兼産業(株)(山口県下関市)では、機能性表示対応素材のカツオ由来エラスチンペプチドを展開する。今年6月には「血管の柔軟性/しなやかさの維持」の機能性表示のヘルスクレームが受理され、今回新たに“カツオの血管成分”のパッケージ表記が可能となった。

受理済みパッケージ

カツオエラスチンは、カツオの動脈球を原料としていることから、現在唯一、“血管成分”と表記可能な機能性素材になっており、「血管成分だから血管に良い」というイメージを持ちやすく、購入意欲を向上させる効果が期待できるという。

現在、“血管の柔軟性/しなやかさ維持”をヘルスクレームとする機能性表示食品は13件で、その他、血管に訴求した機能性素材も増加。“血管”に関する機能性への注目は高まっているという。エラスチンによる血管機能改善作用はプラセボを用いた対照試験において、血管内皮機能や血管弾力の有意な改善が確認されている。さらに同社ではGABAやナットウキナーゼといった他素材との組み合わせによる血圧や血流改善の提案も行う。またカツオエラスチンでは、関節サポートや肌のたるみ、ダイエットなど、多様な機能性での訴求も行っている。

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