コロナ禍の美容トレンド調査 “おうち美容”で人気アイテムはサプリ

業界動向

(株)リクルート(東京都千代田区)の美容に関する調査研究機関「ホットペッパービューティーアカデミー」は3月24日、全国の女性(1年以内にサロンを利用した女性)を対象に行った「コロナ禍の美容トレンド調査」の結果を発表した。

同調査によると、「コロナ禍で興味を持つようになった、または購入したアイテム」の1位はサプリメントで、2位が色つきリップ、3位が脱毛器。また4位クッションファンデーション、5位まつ毛トリートメントは美容サロンの店販において、売り上げが伸びている商品だという。

コロナ禍で興味・関心が高まった美容習慣のうちもっとも高かったのは「スキンケア」で、そこから「ヘアケア」、「ハンドケア」と続く。ホットペッパービューティーアカデミー研究員の田中公子氏は「外出機会の減る中で、“着飾る”メイクやファッションよりも、本質的なケアのニーズが高まる傾向にある。特にハンドケアはコロナ禍で急激に増えた手指の消毒で、ニーズが拡大したと感じている」という。

また「エステティックサロン」、「アイビューティーサロン」の利用者の約3割がコロナ収束後に利用頻度を増やしたいとの意向を示しており、サロンでの施術ニーズは高まっていくと予測される。

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