(株)富士経済が18日に発表した機能性化粧品の国内市場調査によると、2023年の市場規模は2兆4,026億円を見込み、前年比102.7%増と予測する。
外出機会の増加による美白意識の高まりで「ホワイトニング」の市場規模は2,947億円(前年比103,2%増)を見込む。ホワイトニング化粧品では、エイジングケアや毛穴ケアなどの高機能商品の需要の高まりや、アジア地域での人気が依然として高いことから、インバウンド需要の回復にあわせて2023年も市場は拡大すると予測している。
またヘアカラーやヘアアイロンによるダメージケアのニーズが増加や“おうち美容”で広がったスペシャルケアアイテムの使用が習慣化したことでヘアケアの市場も引き続き好調で、ヘアカラーのトレンドを受けたカラーケア訴求商品の投入が活発化し、市場のさらなる増加を予測する。今後も配合成分や補修メカニズムで差別化しやすいダメージケア機能にメーカーは注力していくとみられ、2023年の市場規模は1350億円(前年比105,5%)を見込んでいる。
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