エステティックグランプリ 3年ぶり観客にコンテストを披露

業界動向

第12回エステティックグランプリ(エスグラ)」のグランプリファイナルが東京ビッグサイトで6月21日、3年ぶりに観客を入れて開催された。「フェイシャル技術部門」グランプリには「You海 那覇本店」(沖縄)の久手堅 花楠氏が選ばれた。

本大会からエントリー資格を拡大し、出場を希望するエステティシャン全てが出場可能となり、今年は全国から410名がエントリー。各エリアを勝ち抜いた12名がファイナルに出場した。カウンセリングシートによる知識に加え、審査員や観客の前で各サロンのオリジナルのトリートメント技術を披露し、グランプリを目指して競い合った。

今回グランプリに輝いた久手堅氏は「同じ志を持つエステティシャンの皆様とともに技術を披露できたことをうれしく思います。お客様に深い学びや感動を与えられるエステティシャンになれるよう、これからも頑張ってまいります」と受賞の喜びを語った。

また、今回初めて「ボディ結果出し部門」の取り組み発表やモデルの最終測定をファイナルで実施。グランプリに「王子溝田橋整骨院併設美容エステサロンViage」(モデル:小峰愛梨氏、担当エステティシャン:松本梨里花氏)が選ばれた。

大杉みどり理事長は、「3年前に5代目の理事長に就任したが、最初の年にコロナ禍で大会が中止となり、翌年も制限の中での開催となった。大会を開催できることが当たり前でないと気づかされ、グランプリの意義を考えさせられた。今大会テーマに「NEXT」を掲げたが、次のエステティックグランプリをつくるとともに、エステティックの素晴らしさを次の世代に残していきたい」と述べた。

9月開催の展示会「ダイエット&ビューティーフェア2022」(9月26日~28日・東京ビッグサイト)では、今大会のグランプリファイナリストによるステージイベントを予定している。

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