大塚製薬が世界メノポーズデーに更年期症状の女性に関する調査を実施

企業戦略

啓発活動を通じ、女性のヘルスリテラシー向上をサポートする大塚製薬(株)(東京都)は、毎年10月18日に行われる「世界メノポーズデー」にあわせて、「更年期症状のある女性の現状に関する調査」を実施した。

「世界メノポーズデー」は、1999年に開催された第9回国際閉経学会にて更年期の健康に関わる情報を世界へ提供する日として採択され、毎年実施している。

今回、全国の45-59歳の女性1,612名のうち、更年期症状があると回答した366人を対象に調査を行った。そのうち症状を抱えながら原因となる女性ホルモンに関する知識がないと回答した人は全体の6割を超えた。一方、知識があると回答した人は、 食生活をはじめとする生活習慣で健康食品や医薬品・漢方薬を活用していることがわかったという。また家庭や職場など自分を取り巻く環境について、70%の人が「女性の健康に知識・理解がない」と回答している。

さらに、女性特有の健康課題への対処法に関する質問では、医療機関を利用していない人が54%に上った。その他、婦人科検診を定期的に受診していない人が37%、かかりつけ婦人科医を持たない人が55%という結果になった。また医療機関の利用及び自身でケアしている人は、どちらも行っていない人に比べ、「人に対して思いやりが持てる」、「自然体で過ごせる」など、日々の生活に対する満足度が約1.5倍高いということもわかった。

同社では、女性ホルモンに関する正しい知識を身につけ、バランスの取れた食生活や適度な運動、睡眠、サプリメントの活用、「婦人科検診/健診」、「かかりつけ医」のサポートを合わせた「新・セルフケア」を提案しており、今回の結果を踏まえてさらなる情報発信の必要性を訴えている。

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