商業棟と温浴棟併設の「千客万来施設(仮称)」豊洲に24年2月開業

業界動向

全国に総合温浴施設を展開する万葉倶楽部(株)は10日、豊洲市場の場外エリアに新設する「千客万来施設(仮称)」を24年2月に開業すると発表した。施設の竣工は今年9月を予定している。

商業棟「豊洲場外江戸前市場(仮称)」と温浴棟「東京豊洲 万葉俱楽部(仮称)」の二棟からなり、商業棟は地上3階、地下1 階建てで、延床面積 14,690㎡。江戸の街並みをイメージしたオープンモールで、豊洲の新鮮な食材等を活かした飲食店や物販店舗を展開する。温浴棟は、地上9階、地下1 階建てで 延床面積は19,095㎡。箱根の湯河原温泉から運搬した温泉水を使った露天風呂や、サウナ、岩盤浴に加え、エステティックやマッサージ施設も完備する。また休憩室には600台の最新リクライナーを設置し、ゆっくりと滞在できる空間を提供する。屋上の豊洲の景観が一望できる庭園では足湯を楽しむこともできる。

「千客万来施設事業」は、東京都が豊洲市場と連携し、豊洲ならではの活気や賑わいを生み出すことを目的にスタートし、2021年に着工した。市場関係者だけでなく、国内外の観光客や近隣からも多くの人が集う場所として、地域の活性化につながる施設を目指していく。

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