高原のまっ赤なルバーブで美容とアンチエイジング

連載

(上記写真)「高原のまっ赤なルバーブジャム」と「赤いルバーブ甘酒」

地域の美と健康が動き出した【第68回】(長野県)

高原の謎の赤い茎「ルバーブ」をご存じですか? 蕗(ふき)に似ていますが異なる植物で、ヨーロッパでは古くから人気の野菜です。英語表記は「Rhubarb」、和名を「食用大黄(だいおう)」といいます。

強い酸味と独特の香りが特徴で、不溶性食物繊維、ビタミンC、カリウム、カルシウム、などが豊富です。腸内環境を整える効果があり、強い抗酸化能や肥満に伴う糖・脂質代謝異常の改善に役立つとの研究報告もあります。

日本には明治初期に伝来、軽井沢など避暑地で在留外国人向けに栽培されていたくらいで一般には広まりませんでしたが、最近徐々に注目されるようになってきました。

有限会社丸井伊藤商店は創業100年超、長野県茅野市にて昔ながらの味噌蔵・木樽でつくる信州諏訪味噌のほか、漬物、甘酒、どぶろく、味噌プリンなど味噌/麴関連商品を製造・販売しています。この丸井伊藤商店が、八ヶ岳のふもと標高約千メートルにある、となり町の特産品「富士見町の赤いルバーブ」を使い商品開発したのが、このジャムと甘酒(ノンアルコール)製品です。

ルバーブジャムの楽しみ方

ルバーブジャムはルバーブのほかに北海道産てんさい糖、赤いルバーブ甘酒は八ヶ岳山麓の米・米麴と伏流水のみが原料です。あざやかな赤にさわやかな酸味、体に優しい自然な甘さが特長で、腸内環境を整え、むくみ改善、アンチエイジング・デトックス効果が期待できます。

丸井伊藤商店は体験型製造直売所「醗酵パーク」を運営、売店やカフェのほか、味噌蔵見学、味噌づくり体験が可能です。また、味噌蔵の奥では、ほんものの「貧乏神神社」にお参りできます。

発酵パーク 信州みそ 甘酒 どぶろく|丸井伊藤商店(長野県,信州諏訪) (misokengaku.com) 各種OEM製造もいたします。

(独)中小機構関東本部 中小企業アドバイザー(経営支援)

笹沼 喜美男

農商工連携・事業再構築・海外展開・広域観光など幅広く支援。中小企業診断士・AIBA認定貿易アドバイザー、元商社勤務。

 

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP