コーセーが絵具への化粧品再生利用の取り組み支援を開始

企業戦略

株)コーセー(東京都中央区)は10日、(株)モーンガータ(東京都練馬区)が展開する役目を終えた化粧品から絵具を製造・販売する事業に対し、不要な化粧品の提供等で事業の推進を支援していくと発表した。

モーンガータ社は、顧客が使わなくなった化粧品を絵具へと変換するキットや、化粧品原料から製造した絵具等の販売、ワークショップの開催などを通じて、サステナビリティを推進する取り組みを行っている。コーセーは同事業に賛同し、昨年よりモーンガータ社に対して化粧品を試験的に提供してきたが、今回、研究開発の過程で発生する商品とならない化粧品を継続的に提供していくことが正式に決定した。

コーセーグループでは、昨年4月に「コーセー サステナビリティ プラン」として6つの取り組みテーマを設定しており、今回の提供活動は、そのうち、「ビューティを通じた環境課題への貢献」及び「事業活動全体での環境負荷低減」に向けた取り組みの一環となる。

今後、銀座と表参道で運営するコンセプトストア「Maison KOSÉ」 において、モーンガータ社の製品を活用したイベントを開催するなど、資源を循環させて使用することの重要性をさらに広く社会に発信していく。

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